北九州銘菓「ぽんつく」を持って青森から新幹線に乗ってみた。

 

このブログは長くなりますので前置きは省きます。

以前、北九州の俳優・宮村耳々さんのがTwitterに、「ぽんつく持って青森から新幹線に乗ったら何回も名称変わるくらい類似品ある」とつぶやかれておりました。

 

大変感銘を受けました。ぽんつくを持って青森から新幹線に乗りたいと思いました。

ぽんつくは、スポンジの中にカスタードクリームが入っている北九州銘菓です。ばあちゃん家にいたら親戚の誰かしらが持ってくるやつです。

 

北九州銘菓「ぽんつく」

 

姿は変えずに名称だけをコロコロと変えながら日本列島を颯爽と走りぬくぽんつくが見たい。そんなぽんつくの隣に居させて欲しい。一緒に新幹線に乗りたい。私は宮村耳々さんのツイートを見て、強くそう思いました。

 

では早速乗ってみま、しょう！櫻井、翔！

 

まず新青森駅から東北新幹線に乗り込みます。

初めて2人で乗るね、新幹線。

と、ここで～～～～～早速、名称が変わり、ます！！！！

もう少しぽんつくとの時間に浸っていたかったが、仕方ない。変わるのですから。

 

はい、「いのち」！！！

 

青森銘菓「いのち」

発売から30年が経過している青森のロングセラー商品！フワフワの蒸しケーキの中にカスタードクリームとりんごソースが入っています！そう、まさに、これはりんごソース入りぽんつく！と言っても過言ではないほどに、見た目がぽんつく！ただ、さすが青森銘菓！りんごソースをぶち込んできました！おいし、そう！

 

「いのち」に名称を変えたぽんつくを乗せた新幹線は青森県から岩手県へと突入。

そして南へ下り、宮城県に突入しまして、名称変更します！

 

宮城県銘菓「萩の月」！

 

宮城銘菓「萩の月」

omiyadata.com

萩の咲き乱れる宮城野の空にぽっかりと浮かぶ名月をかたどった銘菓・萩の月。まろやかで優しい風味のオリジナルカスタードクリームをたっぷり使い、ふんわりとした高級カステラで包みました！高級カステラ、なるほど、萩の月はスポンジではなくカステラです！効きぽんつく選手権に出られる際は参考にしてね！萩の月はカステラです！

 

宮城県に突入した瞬間「萩の月」へと名称を変えたこの子と共に束の間の東北旅を…と思ったその瞬間、仙台駅到着！

はい！名称変わりまして～～～～

 

宮城県・仙台銘菓「伊達の御紋」

 

仙台銘菓「伊達の御紋」

いや同県で見た目かぶった銘菓あんのやめれやめれwww笑

 

伊達の御紋で調べたら「萩の月なかったから伊達の御紋にしたわ」みたいな人々めちゃくちゃいて同情。伊達の御紋のことさ、みんなさ、萩の月の代わりだと思ってない？伊達の御紋には伊達の御紋のさ、味がさ、あるんよ？

 

新幹線は関東へ突入～～～～

「伊達の御紋」へ情が移る前に名称が変わりまして、

 

栃木県銘菓「みかもの月」

 

栃木銘菓「みかもの月」

まじで今のところ全部ぽんつくの見た目～～～。イェッイェッ。

ふわふわで口あたりのやさしいスポンジに、栃木市都賀町のこだわり卵「つがのさくら」を使って和菓子職人が練り上げたカスタードを合わせました。との、こと、です！！！おんなじです！

 

そして、まさかの栃木県で二度目の名称変更！

 

はい、栃木県銘菓「御用邸の月」！

 

栃木銘菓「御用邸の月」

いや名前も似てるのやめれやめれwww笑やめれやめれwww笑

みかもの月、と、御用邸の月。同県で見た目同じで名前もかぶってんの何？

争いさ、やめん？

 

はい、御用邸の月へと名称を変えた見た目がぽんつくのお菓子（言い方イェッ）を乗せて新幹線は東京へと近づきます。

 

宇都宮到着！はい！名前変わります！

 

埼玉銘菓「かすたーど 幸たま」

 

埼玉銘菓「かすたーど幸たま」

名前から既にぽんつく感がすごいですが、かすたーど幸たまも、しっっっっっっかりとぽんつくですね。かすたーど幸たまは、新鮮な卵で毎日炊き上げるなめらかなカスタードクリームを蒸しカステラで包んだ一品。もうカステラもスポンジも、一緒やなここまで来たら差別化むり！！

 

はい、そして新幹線は東京に到着します。下車。

ぽんつくはかすたーど幸たまに名称を変え、もうあの頃とは全く違う。なのに、見た目も中身も同じだから、私は、いつまでもぽんつくの事を忘れられない。上京までしたのに、何にも成長できてないのは私の方だったんだね。

 

かすたーど幸たまと乗り込むは北陸新幹線！！！レツゴ！！！！！

 

軽井沢も長野も素通り、私ってこのままかすたーど幸たまと暮らしていくのかな、と思ったその時新幹線は富山県に突入！さぁ！名称変更！バイバイ幸たま！

 

富山銘菓「甘金丹」！！！

 

富山銘菓「甘金丹」

KAN！KON！TAN！！！！！！！名前POP！！！！

富山のおいしい水で蒸しあげたきめ細かくしっとりとしたスポンジになめらかで濃厚なカスタードクリームをやさしく包み込みました、との！こと！です！

 

甘金丹へと名称を変えたもの（ものイェ）と一緒に残りの北陸新幹線タイムを過ごそう～～～、新高岡、金沢、はい終点降ります！

 

そして次に乗り込みますのは、山陽新幹線！だけれどもここからは乗れませんので、在来線で新大阪駅まで行きまして、その間も甘金丹は甘金丹のままでいてくれて、そして新大阪駅から山陽新幹線に、ライドン！！！！！

 

山陽新幹線に乗り込んだ私と甘金丹は、近畿地方から中国地方を颯爽と走り抜けます。

まさかこのまま私は甘金丹と共にこの旅を終えるのか？と思いきやそんなわけないんよね～～～～～。山陽新幹線も終点に近づき、本州最後の山口県に突入したその時、ついに甘金丹は名前を変え～～～まぁぁぁす！！！！バイバイ～～～～～！！！

 

山口銘菓「月でひろった卵」

 

月でひろった卵

名前可愛いイェッイェッイェッwwwwwwwwwww

ここにきて分かったけど、ぽんつくって「月」なんですね…可愛いね…好き…この「月でひろった卵」には何とカスタードクリームの中に栗が入っているそうです栗！栗入りぽんつくイェーーーーーーーッ！！！！！！

 

かわいい月でひろった卵ちゃん大好きだよ、と思いながら！！！！

はい！！！九州突入！！！小倉駅着！！！

 

ぽんつくカムバック～～～～～～～～～おかえり～～～～～～～やっぱおめぇが一番ぽんつくだよ～～～～～～～愛してる～～～～～～～！！！！！

 

 

しっくりくるわ…私って生まれも育ちも小倉だし、ぽんつくもそうだし、私とぽんつくって同一なんだよね…生まれも育ちも小倉でさ、共に生きてきたやん？あるゆる法事の度にさ、そばにいてくれたやん？ばあちゃんちでさ。その恩もあるしさ、ぽんつくやっぱ好きなんよね、忘れられんしさ、今まで青森から色んな類似品と旅してきたけどさ、やっぱり最後はぽんつくに戻ってくること分かってたし、なんというか、我等友情永遠也、なんよね。一生切れない縁なわけ。やけんさこれからお互いつらい事くるしい事たくさんあると思うけどさ、いつでも頼ってくれていいし、私もぽんつくの事頼るしさ。

 

たくさん遠回りしたけど、わたしにはぽんつくしかいないよ。

 

博多着！九州新幹線に乗り換えて！出発！！！！！

 

鳥栖に到着～～～～～～～～～～～俺のソウルメイトぽんつくバイバイ～～～～～～！！！！俺はどうせ小倉しか行く場所はねえからさ、また戻ってくっからさ、でもぽんつくもさ、分かっとるやろ、俺がお前のとこに帰ってくるって、さ。

 

佐賀銘菓「佐賀カスターえん」

 

 

佐賀銘菓「佐賀カスターえん」

佐賀にもありましたかぽんつく類似品。すぐ上の山口にもあって、すぐ横の佐賀にも類似品あるのやめれ～～～～～～～～。ソウルメイトぽんつくは「佐賀カスターえん」へと名称を変え、あとはひたすらに九州を下へ下へとくだる、だけ！！！！！私はこのままこの長い長いぽんつく（の類似品たち）との旅を、何の馴染みも愛着もない「佐賀カスターえん」と終えてしまうのか？？？？

 

新幹線は鹿児島県に突入～～～～～～～、よしゃ～～～～～～！！！！名称が変わりますよ～～～～～～～～！！！！ラスト行くぞ～～～～～～～～～～！！！！

 

鹿児島銘菓「かすたどん」

 

鹿児島銘菓「かすたどん」

こんにちは～～～～～！！！

めっちゃ見た目ぽんつくの「かすたどん」！！！！！西郷どんの、どん？何でもいいけどラストです！！！かすたどんの説明、いくどん！！！

”鹿児島県産の卵をたっぷり使ったカスタードクリームを、ふんわりスポンジで包み込み可愛く仕上げました”

何度も聞いたイェーーーーーーーーッッッ！！！！！！！！！！！もうええわ！！！どうもっありがとうございました～～～～～～～～ッ！！！！！（退場）

はい、というわけで、ぽんつくを持って青森から新幹線に乗ってみましたところ、ぽんつくは、10回名称を変えました、と、さ！！！！！！長い長い旅でしたね、最後までお付き合い頂き、誠にありがとうございました～～～～～！ちなみに、新幹線が通ってない県の銘菓にもぽんつく類似品あったんですが、今回は日本地図に忠実に（？）検証してみましたので、ご了承ください。

こんなにぽんつく類似品見たけど、今私が食べたいもの、カルビなのやめれ～～～～～～～～～！！！！！では！！！！！！！！