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感想文

「湯を沸かすほどの熱い愛」

宮沢りえ主演の「湯を沸かすほどの熱い愛」(タイトル言いにくい)を観ました。

 

平日の朝なのにお客さん結構入っててレディースデイだから女性ばかりで、あちらこちらで爆泣する声が聞こえてきてました。もう!うるせえよ!みんなして泣くんじゃねえ!すすり泣くな!うるせえうるせえ!と思いながら、私も当たり前のように爆泣しましたありがとうございます。私は感動しているとかしていないとかそういう次元ではなく本当に何でもないてしまうのです、泣くというハードルが低すぎるのです。特に後半45分くらいは涙が止まらず喉と鼻が痛くて喉と鼻いてえええええと思いながら観てました。でも、そんなに良い話というわけではなく、ただ泣いてしまっただけなんですけどね。

 

某タレントさんがツイッターにある映画について批判?していたんですが、(具体的なタイトルなどは出さずに)冒頭3分で「あ、この映画のことだな」ってすぐわかりました。そのツイッターを観ていたからかもしれませんが、やっぱり沢山ある該当シーンには違和感がすごくあって、おぉ…ってなりました。調べたらこの映画を撮った監督の過去の作品ほぼほぼ変態性の高いものだったので、なるほど、と思いました。まぁ見ていて気持ちのいいものではなかったな。

 

銭湯のお湯の張られてない湯船の中で自分の病気のことを知った宮沢りえが泣くシーンですが、夕方から夜にかけて、宮沢りえの顔の部分にちょうど西日が差していて(しかも矩形をぼかしたような?ネタが入っているような?)色もオレンジじゃなくてなんか謎の黄ばんだ色でした。でも実際、部屋の中に入ってくる西日って、黄色ですよね。外に出たら真オレンジだけど、部屋の中は黄色っぽいです。壁の色かな?分かりません。そこの照明がとても演劇っぽくて(いや知らんけどごめんなさい知りません、っぽくてとか知りません)綺麗だな~と思いました。いやでも、単純に光に当たってる宮沢りえさんの顔面が綺麗でした。(クソ感想)

 

オダギリジョーは先日見た「オーバーフェンス」の時とルックスが全く同じで、撮影時期かぶってたのでは?この人忙しいなおい体調大丈夫か?という心配をしました。パーマかけるの似合ってるし40歳には思えないかっこよさと色気があるのでどうしても添い寝をしてほしいです。よろしくお願いします。もうこれ映画関係ない私の願望。

 

で!鮎子役の、伊東蒼ちゃんという、子役の女優さんが素晴らしくて脳内スタンディングオベーションしてしまいました。なんて上手なの!とんでもなく器用な女優さんです。子役の子ってみんなもれなく可愛くて愛らしくて演技上手いじゃないですか。でもこの子群を抜いてるんじゃないかと思いました。表情も、ちゃんと子どもなのにどこか大人っぽくて本当に器用だ~~~。今後に超期待してます!学校とお仕事の両立がんばれ!(大きなお世話)

  

女は、母親は、強いなぁと改めて感じる事のできる映画でした。いざというときの女の強さは男の物理的な強さなんて超えていくほどの気迫があるのだな!女性の強さが清々しい映画です。でも、この宮沢りえ演じる主人公の人柄が苦手な人も絶対いるだろうな~~~。宮沢りえさんが美人です!宮沢りえさんが美人なことは全国共通認識なので改めてここで書くことでもないけど、それでも書かずにはいられないほどの美人!

 

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